6次産業プロデュース力トレーニングカード「ろくじる」
100枚のカードが、明日の農業・地域の創造に。
カードを組み合わせることで、新たな商品・サービスが提供できないか?農業がどういった分野と連携することが可能か?どこにビジネスチャンスがあるのか?世の中や企業のニーズ・諸問題に対応していくには?等様々な視点で考察ができます。
中学生社長 加藤路瑛氏に開発を手伝っていただきました。
少しラフですが、説明の方をさせていただいております。
BASEでご購入できます。
カードは3つの分野で構成されています。
第1次産業カード・・・農林水産物の名称が書かれています。(例:野菜、果物、花き、木材、畜産物、魚類等の名称)
第2次産業カード・・・加工食品、製造方法等が書かれています。(例:ジャム、ジュース、冷凍、乾燥、瓶詰等の目追証)
第3次産業カード・・・商業・サービス産業の業種、行政の各分野、SDGs等が書かれています。
(例:アクセサリーショップ、デイサービス、健康づくり、産業、空き家対策、飢餓をゼロに等の名称)
これらのカードを組み合わせて新たな農業に関する事業をプロデュースしていくトレーニングができます。
より充実したアイデアを生むためには、それぞれの要素をよく調べ、学んでいくことが必要となり、日常から食・農林水産業・社会活動への関心が高くなります。
効果
①調べる力と知識の向上:各項目、例えば農産物・食品・SDGs・行政の仕事を詳しく調べるきっかけとなり、知識が豊富になります。
例:ある農産物→色は?産地は?どんな特徴、機能性? SDGs→具体的にみんなどんなことを目標に活動している?
②プロデュース力:組み合わせによる加工品アイデアのほか、実社会に農業が適合していく方法に気づきます。
③社会適応能力:自らが開業*する際にも使用できるレベルの知識が得られ、地球レベルの目標や行政の仕事等について知る ことを併せ、世の中の実態がわかり、社会適応能力が格段に向上します。
*カードの商業、サービス業で使用している項目は、中小企業基盤整備機構HP「Jnet21・業種別開業ガイド」を参照いただくと200以上の全ての業種で業界動向、気を付けること、平均的ビジネスモデル等の情報を得ることができます。
対象人員 1人から使用可能です。
遊び方 1人の場合、プロデューストレーニングとして
2人以上の場合、①アイデア出しの対戦ゲームとして
②アイデア出しのグループワークとしてetc 色々な遊び方が可能です。
対象年齢 開発テストでは、現時点で年齢13~80歳までの使用確認を行っております。
このカードを初めて使用すると、その人の発想力が露見します。「自分の状態に気づき」、トレーニングを続けていくことで、取り組む前の自分との大きな変化に気づくはずです。
中学生社長・加藤さんと企業経営者の方(大人)でゲームテストを行っている様子です。
6次産業トレーニングカード「ろくじる」Ver1.0(初版)
定価 2,500円(諸税含む)
送料 500円(3個以上ご購入の場合送料無料)
ゲームカードをより効果的にお使いいただくための各種サービスのご紹介
①6次産業プロデュース力強化研修
「ろくじる」(トレーニングカード)を使った個人・グループのワークにより、発想力を高める研修を行います。農業と社会的活動が融合した視点が持てるようにアドバイスします。また、 基本的な6次産業/マーケティング等の講義等を併せて実施することも可能です。
②ゲームジャッジ(審査員)の派遣
アイデア出しゲームのジャッジ(判定)をおこなう審査員が、ご要望の場所に出張します。審査(ゲーム終了)後、講評を行うほか(希望の場合)、発想法についてのアドバイスを行います。
いずれにつきましてもカードゲームご利用のお客様のご要望に柔軟に対応させていただいております。先ずはご連絡ください。
カードゲーム開発の経緯
マーケティングの定義は時代とともに変わり、もはや「良いものづくり」「売れるしくみづくり」といった域にとどまらない、その先の何かが求められています。それは、現状「6次産業化」が「6次商品化」になってしまっていることの将来を危惧する、多くの食の6次産業化プロデューサー・プロ級達の共通認識と繋がるものがあります。
では、現在のマーケティングのキーワード「グローバルな視野」「顧客との相互理解」「社会的価値」「自己実現」といった要素を組み合わせた、真の6次産業とは、「社会問題・目標解決のプロセスを農業から考える」とは、どういうことを意味するものなのか?講座の機会のたびに、限られた時間の中で理解していただくには、どう説明したら良いのだろうと、考えていました。
そしてある日「そうだ、説明するだけでは無く、実際にみんなに体験し、考えてもらえば良いかもしれない。わからないところは、調べてもらえば良い」と思いつき、トレーニングするためのカードの開発をはじめ、試行錯誤のうえ完成させました。
今回はバージョン1.0のおひろめです。今後皆さんに活用いただきながら、よりよいものにしていきたいと考えています。
カードを使用したみなさんが「アイデアが存在しない、のではなく、アイデアの源泉(きっかけ)に出会っていない」ということに気づき、これをきっかけに、世の中で役に立つアイデアを生み出すプロデューサーが一人でも多く誕生することを期待しています。
一般社団法人日本地域イノベーション研究機構 藤澤 直武